症例紹介

脛骨斜骨折

診断

左脛骨斜骨折

症例

雑種犬 4ヵ月 雄

稟告

フローリングで滑って、左後肢挙上。

術式

創外固定法

経過

翌日から負重得られ、術後5日後で歩様正常化。術後55日後に固定全抜去。

術前術後レントゲン画像

【術前術後レントゲン画像】

術中肉眼所見

【術中肉眼所見】

 術前のレントゲン画像では確認できなかったが近位骨片に亀裂が生じている。

術後1・2ヵ月後レントゲン画像

【術後1・2ヵ月後レントゲン画像】

 術後1ヵ月後、創外固定装置の片側を解除、術後2ヵ月後全抜去。骨癒合が確認されたら全身麻酔を必要とせず鎮静下で固定装置を抜去できることも利点である。成長期の為、骨の長軸方向の成長が著しい。

病気・症例紹介