膀胱結石
膀胱結石
診断
症例
ブリティッシュショートヘア 14歳 去勢雄
稟告
頻回嘔吐、下痢、トイレに何度も行く
経過
上記主訴にて受診。
腹部超音波検査で膀胱内に結石が複数認められたが、腎盂や尿道の拡張は認められず、尿石による尿道の亜閉塞が疑われた。翌日に腹腔鏡を用いて膀胱結石の摘出手術を行い、手術翌日には十分な自力排尿が認められたため退院。結石鑑定ではシュウ酸カルシウムとの診断であった。
腹部超音波検査にて術後2ヶ月後に膀胱三角に結石が一つ、
術後4ヶ月後に尿道移行部に砂状の物質が認められたが、排尿に問題はなし。
現在も膀胱結石の再発による尿道閉塞を警戒しながら経過観察中。
Ⅹ線検査
術前 |
術後 |