設備紹介

　当院では待ち時間を軽減するため、完全予約制とさせていただいております。愛玩動物看護師スタッフが受付を兼任しておりますので、小さなことでもご不安がありましたらご相談ください。お支払いに際しては、現金又はクレジットカード、交通系ICもご利用いただけます。

　診療の合間にゆったりとお待ち頂くことができます。また、パピークラスやシニアクラスなどの様々なイベントが開催されます。

　全７室の診察室は猫・エキゾチックアニマルウィング（３室）と犬ウィング（４室）とに完全に分かれています。レントゲンやCTなどの画像データはモニターで飼い主様にもご覧頂きながらご説明いたします。

　ゆとりのある空間で、必要に応じて酸素も投与しながら、処置が行えます。大型犬にも負担を掛けないよう、電動昇降可能な診察台も配備しています。

　24 時間の救急救命と監視体制が必要な重症患者のために集中治療室（ICU）を完備しています。ICU ユニットでは、酸素供給システムと同時に、空調システムが組み込まれ、酸素投与が必要な動物が快適な環境下で治療を受けられます。

　状態の不安定な患者動物は処置室に併設したケージで治療を進めます。常に獣医師、看護師の目の届く環境は密なモニタリングを可能にします。状態が安定傾向の患者動物や、人目に触れること自体が過度のストレスになる患者動物は、隣接したガラス張りの入院室で治療します。

　手術室に高解像度のデジタルＸ線透視装置を備えています。手術中の透視撮影や嚥下機能検査、咳の原因探索などに活躍します。

　抗がん剤やホルモン剤の調剤、培養検査などを安全かつ正確に実施するための機器です。

　献血で得た貴重な血液を高速で回転させ、遠心力で血液成分を分離させる機械です。血液成分の劣化を防ぐため、温度を4℃前後で一定に保つ機能が備わっています。分離した血液は濃厚赤血球または新鮮凍結血漿として保管し、重症患者の治療に役立てます。

　透視下の被写体濃度を最適に自動調整するABC（Auto Bright Control）機能を搭載した透視機能を持つＸ線装置を導入しています。現像装置のコンソールは、高速転送機能のDR機種を採用し、スムーズな処理とサーバーでの画像管理により、即座に各診察室のモニターで飼い主様にご覧いただくことができます。

　フレームレートが高く、循環器検査により適した、最新鋭超音波カラードプラー検査装置を導入しています。検査プローブも、コンベックス2 本、セクタ2 本、リニア1 本の、計5 本を装備し、あらゆる大きさの動物の超音波検査が可能な環境を整えています。

　第5世代の16列マルチスライスヘリカルCT 装置を導入しています。このCTは日本における導入実績第一号です。
　最小0.625㎜スライス撮影が可能であり、リモート呼吸制御装置や造影剤自動注入器を備えております。飼い主様にはCTデータを3D画像でご覧いただけます。

　身体の小さな動物にも対応できる特別な内視鏡を使用しています。小さな消化管内でも詳しく調べることができ、健康診断にも最適です。胃内の異物などは開腹せずに摘出することも可能です。

　耳道内の構造を高画質で拡大して観察・記録することができます。また、カテーテルや専用の鉗子を用いた耳道内の洗浄や異物の摘出、鼓膜穿刺や腫瘤の生検・切除などの処置を低侵襲で行うことが可能です。

　手術室は常にクリーンな環境が維持されています。手術に対応したハイビジョン腹腔鏡・関節鏡システム、麻酔管理・モニタリングシステム、LED 無影灯など最新の機器を整備し、安全かつ正確に手術を行います。

　麻酔準備エリアでは、手術の導入準備の他、内視鏡検査や歯科処置などを行います。また、人工呼吸器が必要な救急救命、重篤患者に対する集中モニターもこちらで実施できます。

　日当たりの良い窓側に配置し、皆様からもご覧頂けるようになっています。マイクロバブル、炭酸泉、シャンプーマシーンも導入し、オーガニックを含めた各種シャンプー・コンディショナー・薬浴・保湿を取り揃えております。